いろんなスティールパン その2

昔トリニダードの空港で見た展示。
その1でまとめた「リズム楽器的なもの+ベース」に続き、今回はギターとダブルセカンドをまとめてみようと思う。


~ギターパン~

●Old Guitar Pan「Grundig」(古いタイプのギターパン「 グランディグ?」)

読めないな…。なんて読めばいいのこれ。

 説明パネル「約24インチでカットされ、6~7音で構成されたパン。自転車タイヤのチューブのゴムが巻かれたスティックで演奏された。旋律を奏でるスティールパンの伴奏としてコードを強化する役割。「アラウンドザネック」で、2本のスティックで演奏される。」 

なるほど…。ギターパンの先祖か。なんて読むのか読めないけど。

動画もあります。

あのとき、あの展示場所に「叩くの禁止」って書いてあったかどうか、記憶がない。
確認してると思うけど、見逃してたら、ご担当者様、叩いてごめんなさい😢

叩いてごめんだけど、めちゃくちゃいい音~♡
こういうの、たまんないな…。
叩いてごめんだけど。


他の記事にこうあった。
お悔み的な記事だけどとても興味深い。

「Grundig」はNeville Julesさんが最初に生み出したそうだ。ドラム缶でベースパンを作り、そのあとに音域を広げて「Grundig」を作ったと。


もうひとつ、経歴的な記事があったけど、こちらも面白い。

引用:Neville Julesはもともとタンブーバンブーのプレイヤーだったが、1940年代前半にヘルヤードスティールバンドのチューニングをすることでスティールバンドでのキャリアをスタートした。数年後、オールスターズを結成し、そこでキャプテン兼チューナー兼アレンジャーとなった…「ジュベボンブコンペティション」っていうタイトルはNevilleさんにちなんでつけられた、などなど。

ほお~…記事を読むとなんかレジェンドすぎて言葉も出ない。ちゃんと知識がなく、おはずかしい限り。

Neville Julesさんは2020年2月19日にお亡くなりになっています😢

ヘルヤードスティールバンドって、映画「スティールパンの惑星」にでてきたね。あの映画もう一回みたいな。


・Guitar pans(ギターパン)

これはだいぶ見慣れた感じですね。
ちなみにトリニスタはギター2台もあるのにプレイヤーがいません。
ギターがおいしい演奏する曲もあるのに…プレイヤーいないから、そのおいしいメロディーが聞こえてこない😢
説明書き「ギターパンは最も狭い音域で、それゆえカウンターメロディ(オブリガード的な)をするには限界がある。ギターパンの主な役目は、たいていはコード音のストラムという形で、ハーモニーのサポートをすることだ。ギターパンには主に2種類ある。「シングルギターパン」と「ダブルギターパン」だ。シングルギターパンは、シングルパンバンドで使われる、1人で1つのパンを演奏するもの。ダブルギターパンはコンベンショナルスティールバンドで使われる、1人で2つのパンを演奏するものだ。」

ちなみにトリニスタのはダブルギターパンです。だれか、よろしくお願いします(宣伝)。

次も最近のパンです。

・Powder Coated Guitar Pan(パウダーコートのギターパン)

最近パウダーコートのが多い気がする。逆に、メッキのやつは新品でなかなか見ないかな。
この写真のはけっこうイケイケな配色。

~ダブルセカンド~

ダブルセカンドは2つだけ写真があった。

・Second Pans(セカンドパン)

これはだいぶ見慣れてますね。なんなら毎週のように見てるやつです。

説明書き「セカンドパンはアルトパンとも呼ばれる。セカンドパンは主にハーモニーとカウンターメロディーを担当する。セカンドパンは「シングルセカンドパン」と「ダブルセカンドパン」の2種類ある。シングルセカンドパンは、シングルパンバンドで使われるもので、1人で1つのパンを演奏する。ダブルセカンドパンは、コンベンショナルスティールバンドで使われるもので、1人で2つのパンを演奏する。」

もうひとつはGパンです。

・G Second Pan(Gセカンドパン)

Gパンについてはもっと調べないとなんですが、パッと見たところ、やっぱり音数が多い。
セカンドって1つの外周に7音くらいだけど、写真に写っているだけでも半周で6音はあるようにみえる。あいかわらず謎。

次はいよいよテナー系をまとめます。

知らないことがたくさんだ。調べているといろんな学びがあっておもしろい。

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